
宇検村立名柄小中学校
鹿児島県大島郡宇検村の名柄という集落にある,小中併設の学校です。 学校の規模は小さいですが,みんななかよく元気に頑張っています。 〒894-3521 鹿児島県大島郡宇検村名柄1263番地 TEL 0997-67-6456 FAX 0997-67-6456 Mail nagara2002@po12.synapse.ne.jp
学校のすぐ目の前にある公民館は,名柄集落の方がよく集まる場所でもありま
す。商店,自販機,バス停があるため,それらの用事で集まったり,集落の清掃
の出欠をとったり,品物を売りに来た車が駐車する場所でもあるのです。
今朝は1台の車が魚を売りにやってきました。車の中をのぞくとキビナゴが見
えます。聞くと古仁屋で獲れたキビナゴで,天ぷらや佃煮にするとおいしいとい
うことでした。そうしているうちに次々と近所の方が買いにきます。10分ほど
するとお客も途切れ,今日の商売は終了です。「また,来ます。」という言葉を
残し,次の集落に向かわれました。今夜は子どもたちの家でもきっとおいしいキ
ビナゴ料理が出されたことでしょう。(
)
宇検村民にとっては,18~20日の3日間は心が躍り勇気や元気を与えられた毎日でした。
村内放送で全日本中学バレーでの田検・久志中の勝利が速報で流れると,職員室や校区内で大きな歓声が上がります。
田検・久志中の生徒たちとは,合同宿泊学習やさまざまな行事で一緒に活動しているのでよく知っています。明るいあいさつ,礼儀正しさ,思いやりある言動など,実にすばらしい生徒ばかりです。
常に心・技・体のすべてを伸ばそうと努力した彼らだからこそ,全国の頂点を目指す戦いの場に上りつめることができたと感じています。今回の活躍でまた一歩成長した彼らの姿を見るのがとても楽しみです。
自分の夢をあきらめないで努力してがんばっている宇検村・名柄校の子どもたち。これからも子どもたちは,自分たちの可能性を信じ「可能性をひらき・のばす」ことを目標に学校生活でさまざまなことに取り組んでいきます。
子どもたちが可能性をひらき・のばすことは,わたしたち教職員が成長し,学校全体が成長することだと実感しています。
今日一日,そして2学期どんな可能性をひらくことができるか,楽しみな毎日です。
今日19日は2回目の出校日です。朝,子どもたちが元気よく登校してきます。
昨日も見ている顔なのに何だかとてもなつかしく感じます。よく見ると,どの顔も
夏休み前より引き締まり,たくましくなったような気がします。なかでもいちばん
顔つきが変わったなあと思うのは小3の男子です。彼は今月,名柄校の仲間入りを
果たしたばかり。まだ2週間しかたっていません。しかし,この2週間の生活は彼
に大きな影響を与えたようです。スケートボードを乗り回す彼の姿はここで生まれ
育ったかのように名柄の風景になじみ,友達と近所を走り回る姿はいきいきとして
います。全校朝会で校長先生に質問をされ,堂々と受け答えする姿などは2週間前
には考えられなかったものです。
また,今日の校長講話の中で「自分の可能性を信じ,努力を続けている姿」をみ
んなに紹介された中2の男子。彼は夕方,祖父の協力をもらいトレーニングに励ん
でいました。聞けば,今度の週末に隣の町で開かれる港祭りの相撲大会に出場する
とのこと。先日の県大会優勝で自信をつけた彼です。明日はきっと堂々とした取組
と相手を思いやるすばらしい態度を見せてくれることでしょう。彼の健闘を祈りた
いと思います。
(どの子どもも名柄校自慢の子どもたち。全員,我が校の宝です!)(
)
楽しい夏休みも残り約10日となりました。朝9時,今日も子どもたちが「おは
ようございます。」と元気よく挨拶しながら,次々と登校してきます。そのまま図
書室に直行です。しばらくしてから図書室をそっとのぞくと,子どもたちが宿題に
励んでいます。漢字の練習をしたり,算数の問題に取り組んだりと一生懸命です。
なかには,作文を書く子どもや読書感想文を書こうと読書に励む姿も見られます。
その横では,先生に質問をしている姿も。「もう少しで,宿題が終わります。」と
いう弾んだ声のそばから,「遊びに行く前に終わらせておけばよかった。」という
声も聞こえてきます。
明日は2回目の出校日。学級によっては,宿題の提出日にもなっているようで
す。子どもたちの懸命に追い込む姿を見ながら, 「先生たちはあなたたちの元気
な顔を見ることがいちばん楽しみなんだよ。」 と明日の出校日を楽しみに思うこ
とでした。(
)
朝のラジオ体操のあと,老人会長さんが「今からドラゴンフルーツの受粉作業
に行く。」と言われたため,見学させていただくことにしました。老人会長さん
宅のドラゴンフルーツは雌だけなので,近所の方から花粉をいただいて,自分で
受粉作業をするというのです。花は午前中しか咲いていないらしく,早く作業を
しなければなりません。
花粉を分けていただく家に寄り,一言声をかけ,花粉を取り袋に入れます。そ
の後自分の畑に行き,取ってきた花粉をドラゴンフルーツの花の上にのせるので
す。上品なクリーム色の大ぶりの花に手際よく,次々と花粉をのせていきます。
5分ほどで受粉作業は終了しました。
周りを見るとパパイヤ,バナナが実をつけているのが見えます。足元にはなん
とパイナップルの実まであります。近所の畑にはパッションフルーツ,さつまい
も,里芋の葉が茂っています。カボチャやオクラのかわいらしい花や実も見えま
す。どの畑にも立派な野菜や果物が実っています。見ているうちにこちらまでう
れしくなってきます。今年の夏,名柄の祖父母宅に帰省してきた子どもたちはき
っと祖父母自慢の野菜や果物を自分の手で収穫し,味わったに違いありません。
「自分の家でこんなに立派な果物や野菜が収穫できたらいいだろうな。」と名柄
の子どもたちが少しうらやましくなった朝でした。(
)
「こんにちは。」昼過ぎ,公民館前のバス停で近所の方が車を待っている様子で
す。手に提げているバッグには,何やらテキストのようなものが見えます。子ども
の宿題?それとも習いごと?尋ねてみると「今から,脳トレに行くんです。」との
こと。「家にいてもだらけてしまうから,出かけるんです。頭をどんどん使わない
とね。ちゃんと宿題もあるんですよ,ほら。」と孫に採点してもらったというテキ
ストを開いて見せてくださいました。(大きな赤い○ばかり!!)
そういえば,公民館の掲示板にポスターが掲示してあったのを思い出しました。
宇検村では高齢者の方々が1週間に1度集まり,脳のトレーニングをしているそう
で,車を待っているのだということでした。わたしも午後その会場に行く用事があ
ったため,会場を少し見学させていただくことにしました。
会場に着くと第1班の方はトレーニングを終え,今から第2班の方が来られると
ころでした。「どういうトレーニングをされるのですか?」と係の方に尋ねます。
いわゆる「読み,書き,計算」に取り組むそうです。また,数字が書いてある紙の
上に数字のカード?を載せ,時間を計るトレーニングもあるらしく,名柄の方が目
の前で実演してくださいます。目は真剣そのもの。たちまち,目の前のトレーニン
グに没頭しています。すごい集中力です。「もう,いいですよ。」と係の方が言わ
れても集中しており,手がなかなか止まりません。
「受験生も負けていられないなあ。」と本校の中学3年生の顔を思い浮かべながら
学校に戻ることでした。(
)
今日は終戦記念日。各地で戦没者を追悼する式典が行われますが,ここ宇検村で
は明治以降の戦没者の追悼式が行われました。会場には100名を超す方々が集まり
午前9時より式が始まりました。はじめに黙祷をし,その後,村長,村議会議長,
教育長の追悼の言葉が続きます。 最後に村長,集落代表者ほか来賓が献花をし,
式は終了しました。
子どもたちはもちろん,わたしたちも生まれたときから平和な世の中で過ごし
ています。学校では教科の学習だけでなく修学旅行等の学校行事などを通して,
「平和の尊さ」について学びます。学校長が学校だよりで「子どもたちに平和を
考える気持ちを育てることは,生命や人権の尊重,暴力の否定,自然との共生,
そして子どもに生きる喜びを与えると考えている」と述べていましたが,特に8
月は平和について考える機会が多い月でもあります。8月1日の出校日に「戦争
を体験した高齢者の話を聞いてほしい」とも子どもたちに提案されたのですが,
1人でも多くの子どもたちがこの夏,校長講話をきっかけに「平和について考
え,生きる喜びを感じてくれたら」と思うことでした。(
)
夜,お墓参りを済ませた人々が公民館前に集まってきます。これから八月踊り
があるのです。昔は八月踊りが若者の出会いの場でもあったらしく,踊りととも
に歌う歌には恋の歌も多いそうです。昔は1か月近く,毎晩夜遅くまで踊ってい
たと集落の方が話してくださいました。
19時半過ぎ,八月踊りが始まりました。太鼓の音に合わせ,歌いながら土俵
の周りを踊ります。わたしも途中から踊りの輪に加わりました。前の方の動きを
懸命にまねますが,なかなかうまく踊れません。足の動きを見ていれば手が疎か
になり,手の動きをまねれば足がついていきません。
見かねて周りの方から「足の動きを意識すればうまく踊れるよ。」とアドバイ
スをいただきました。前の方の足を見ながら「右,左,右,左,1,2,3,4
・・・」と声に出し,足の動きだけをまねていきます。そのまま2周ほど歩くう
ちにやっと足の動きだけマスター。そこで今度は手の動きを合わせます。「何と
か,ついていけた。」と思ったとたんに1曲終了。また次の新しい踊りになり,
最初からやり直しです。「難しい・・・」とつぶやく暇もなく,次の動きを必死
で覚えます。踊るのが少し楽しくなったころには,残念ながら時間切れ。周りの
方の「上手だったよ。」の声に気をよくし,さわやかな気持ちで家に帰りました。
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