
宇検村立名柄小中学校
鹿児島県大島郡宇検村の名柄という集落にある,小中併設の学校です。 学校の規模は小さいですが,みんななかよく元気に頑張っています。 〒894-3521 鹿児島県大島郡宇検村名柄1263番地 TEL 0997-67-6456 FAX 0997-67-6456 Mail nagara2002@po12.synapse.ne.jp
本校ではここ数年,学習発表会を年に2回行っています。1回目は学校で行う学
習発表会,2回目は学校から少し離れた佐念集落に出張して行う「ミニ移動学習発
表会」です。このミニ移動学習発表会は「学習発表会を見に行きたいが,遠くて行
けない。」というお年寄りの方々の声を聞いて,4年ほど前から行っています。
はじめに集落の清掃を行い,その後に学習発表会を行います。ところが発表を楽
しみにされている集落の方々が予定時刻の1時間ほど前から集まるといううれしい
ハプニングがあり,急遽計画を入れ替えることに・・・。
劇や三味線の演奏,ロボットの操作など,本番さながらの内容にお年寄りの方々も
大満足です。
発表会後は集落の清掃を行い,会場を後にしました。
本校では昨年度,大島地区の「へき地・複式教育」の研究指定を受け「極小規模
校における,確かな学力の定着を図る学習指導の在り方」をテーマに研究を進めて
きました。本日午後からこの2年間の研究成果を発表する研究公開を行いました。
これまで「自ら考え,筋道立てて説明・発表できる力をはぐくむ授業づくり」をサ
ブテーマに全職員で取り組んできた成果を,小1国語科,中1数学科の公開授業で
3名の子どもたちが堂々と示してくれました。
授業を参観して下さった方々が,子どもたちの堂々とした姿を称賛・激励して下さ
り子どもたちも大きな自信を付けることができました。また,分科会の授業研究は
ワークショップ形式で行い,参加者全員がそれぞれの意見を十分に出し合うことが
でき,充実したものとなりました。
今回出席していただいた多くの方々からいただいた指導・助言を今後の研究に
生かし,子どもたちとともに力をつけていきたいと思います。
学校教育の中で,具体的な目標やゴールを設定して熱心に取り組むとき,子どもの学力の実態や課題を授業のさまざまな場面で分析し把握する必要に迫られます。そして,教師は,自身のこれまでの指導を振り返り,児童生徒の定着が不十分な内容の再指導が求められ,指導法の改善が必要になることは言うまでもありません。
学校行事や研究授業,特色ある教育活動などは,子どもを伸ばし成長させ,また,教師の指導力を高める,またとない機会です。まさに学校を変える,活性化させる,成長させることにつながります。
来週,11月13日(火)の午後から,大島地区研究協力校の授業公開を実施します。
小1年生と中1年生の授業を参観しましたが,話合い活動における発表や説明がとてもすばらしい内容でした。書く活動をさせた後,発表させることで自信をもって堂々と発表しています。子どもたち自身も自分が伸びていることや力を付けていることを実感しています。2人の教師をはじめ,すべての先生方のこれまでの努力や取組が子どもの確かな学力となっていると感激しました。
放課後,2階のベランダを職員と生徒が一生懸命掃除をしていました。すべての職員が,自分にできることを率先し主体的に行動しています。このようなすばらしい職員や子どもたちと一緒に生活できることを心の底から感謝することでした。
ブログを始めたのが,平成22年の9月でした。前任の教頭先生にすすめられ,「責任ある学校経営を」,「緊張感をもった学校経営を」ということを,日々自分自身に問い,実践しようという思いではじめ,続けてきました。
気がつくと19,300件のカウンターです。年内には,20,000件に到達しそうです。
ブログを閲覧してくださっている画面の前の皆様は,わたしにとっては,激励や勇気を与えてくれる存在
であるとともに,楽しく笑顔あふれる学校づくりの使命感や職責感をもたせてくださる存在
でもあります。
勝手な想いを綴りましたが,感謝の気持ち
でいっぱいです。これからも,読みたくなる内容づくりや,楽しく元気になる内容づくりになるよう努力してきます。よろしくお願いします。
村内4校の生徒が集まり村英語暗唱・弁論大会が開催されました。
英語暗唱には3年男子が,弁論には2年男子が,校内審査を経て選ばれ学校代表として発表しました。
2人とも,すべての文章を覚え原稿に頼ることなく暗唱していました。声の大きさや間の取り方,声の強弱,顔の表情もよく,堂々とした態度でした。
おしくも,入賞は逃しましたが,2人とも先生方の指導のもと表現力を向上させ,大きな成長,努力を感じることができる発表でした。
今年度から,英語による学校紹介もありましたが,2人の代表以外の4人の生徒が協力して,名柄中学校の特色をすばらしくまとめ発表しました。4人のチームワークのよさが,発表内容・態度をさらに高めていました。
名柄校は,昨年度同様に文部科学省「児童生徒のコミュニケーション能力育成に資する芸術表現体験」事業を村教育委員会の指導・支援のもと受けています。
今日,指導者の方が御来校くださり,本校担当者と打ち合わせを行いました。11月21・22・28日に創作体験活動やコミュニケーション活動を体験します。
舞台芸術やさまざまな表現活動の第一線で活躍なさっている方々を講師に迎え,「本物に触れる」「本物を体験する」ことになります。
この活動の意義を子どもたち以上に職員が認識し,教師自身が思考判断し,体を動かし,創造するような積極的な関わりをもつことが,子どもたちにとってさらに質の高い教育活動になると思っています。
今から待ち遠しいです。
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