宇検村立名柄小中学校

  劇団の方とは，一緒に給食もとっていただき，交流を深めています。今日は，指導者の女性（女優，声優）の方に絵本の朗読をお願いしました。突然の依頼にもかかわらず，快く引き受けてくださいました。

  ほとんど，練習やリハーサルもできない中でのお願いでした。しかし，彼女が，絵本を手に取り子どもたちの前に立った時から，教室に緊張感が感じられます。子どもたちの目は，彼女にくぎづけです。全員の視線が彼女に集中し，全員が朗読の世界に引きこまれていきました。

　「本物に触れる」，「本物を体験する」……子どもたちにとって，すばらしいプレゼントでした。

今日は，芸術表現体験の２日目です。子どもたちの表情から，昨日の詩の朗読それに合わせた劇づくりの感動や達成感の余韻が残っていることが感じ取れます。

今日は，詩の朗読に加え，指導者から子どもたちにさまざまなシチュエーションが提示されます。具体的には，わき水を飲みに行く登場人物を，まず設定しました。狩とおばけ探しに決まりました。そして，「わき水がある」，「わき水に近づく」，「飲む直前」，「飲んだ直後」，「去るとき」などの場面が提示されます。

この課題を，子どもたちは，短い時間（各活動１～２分程度）の話合い活動☞練習☞発表のサイクルで表現し作品を作り上げていきます。

その間に，指導者の皆さんは，具体的なモデル（例）となる動きを示します。また，子どもたちの表現や発表に対して，称賛したり改善点を示したりしていきます。

考えたことを表現する楽しみ，みんなで協力して作り上げる満足感，完成度を増していく作品に対する達成感などを，子どもたちが感じる瞬間です。

最終日２９（木）には，どんな感動が待っているのでしょう。

今朝は，朝から雨模様です。

校内巡視をしていると，子どもたちのこんな主体的な姿を発見しました。

  雨の日のボランティア活動を自分たちで工夫して取り組んでいます。

　ほほえましく，しかも心の成長を感じる瞬間でした。

　子どもたちは，魔法にかかったかのように緊張した顔が笑顔にかわかり，声も大きくなっていきます。

　昨年度に引き続き，文部科学省の事業「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験」の学習が始まります。

　これまで何度か紹介しましたが，名柄小中学校は「本物を知る体験」「本物に触れる体験」を重視し，子どもに驚きや感動，憧れ，夢，希望をもたせたいと考えています。

　今日の活動は，グループで楽しく詩を創作し，表現する活動でした。

　創作した詩のリズムや感動を声でどう表現していくかということを，話し合い深く考えさせ，体験や練習を通して表現スキルを高めていきました。

　指導者の皆さんは，舞台芸術の一線で活躍している演出家や俳優ばかりです。こどもたちは，モデルとしてのみなさんの演技にくぎ付けになり，気づき学び，そして，自分たちの表現力を高めていました。

　優れた指導者は，短時間でも子どもにすばらしい感動を与え伸ばすことができると思いました。

　職員も，多くのことを学び自己の資質を高めることでしょう。

　１年生は先日の研究公開で物語「サラダでげんき」を楽しく読み深め，音読記号を付けた上手な音読，ブックトークなど１時間の中で，話す・聞く，読む，書くなど，確かな力を身に付けていました。

　今日は，お話の中に出てくるサラダづくりにチャレンジしました。動物たちが，りっちゃんに教えたサラダ作りを参考にしてつくったようです。

　私にも，ごちそうしてくれました。切り方もドレッシングの味もすばらしくとってもおいしかったです。

　とても元気がでてくる愛情たっぷりのサラダでした。

　神奈川から小３女子が，月曜日から体験入学生として学校生活を送っています。

　明るく元気で，誰とでも仲良く会話ができるので，２日目ですっかりとけこみ楽しく生活をしています。学習にのぞむ姿も積極的でとても意欲が感じられます。

　合同給食でも楽しく会話しながらおいしく食べています。昨日に続き，掃除時間でのジャガイモの植え付けも，率先して取り組んでいます。

　名柄の子どもたちにとっても，彼女の積極性や優れた表現力が，とてもいい刺激や影響となっているのが分かります。

　今週１週間の生活ですが，お互いが多くの感動や思い出を作ってほしいと思っています。

総合的な学習の時間などを活用し，冬野菜の苗植えをしました。キャベツとブロッコリーです。

　先日，小中全員で腐葉土を混ぜ，畑を耕したり鍬で畝づくりをしたりしました。

きょうは，用務員さんから野菜がよく育つ苗と苗の間隔を指導していただきました。 

子どもたちは，１０ｃｍぐらいに伸びた苗を心をこめて植えていきました。

　大きくなったら給食や調理実習でおいしく調理します。水かけや草取りの役割分担を決め，みんなで見守っていきます。

　　「来週，本の紹介をします。ぜひ，来てください。」と小１女子が担任の先生と

　一緒に案内状を持って，職員室の先生方に一枚ずつ手渡しています。今週の火曜日

　に研究公開があり，その公開授業でこの小１女子は「本の紹介」を行いました。以

　前から読書を好み，小学校に入学してから二百冊以上の本を読んできたこともあり

　本の紹介の仕方も題名や作者名だけでなくお気に入りの箇所や現在学んでいる教材

　文との比較まで，かなり濃い内容の紹介でした。

　　担任の先生も毎日時間を見つけては読み聞かせを行い，児童の読書に対する興味

　関心を高めたり，本の楽しみ方を教えたりと一緒になって読書を楽しんでいます。

　この教師の姿がきっと児童を本好きに育てたのでしょう。月曜日の「本の紹介」，

　どんな内容になるのか今からワクワクします。

　　最近，名柄校ではソフトボールがはやりつつあります。

　男子３人で始めたソフトボールに今では女子も加わり，応援の子どもも入れてほぼ

　全員で楽しんでいます。

　　ピッチャー以外は全員素手でボールをつかみ，打者以外は全員捕球にまわるなど

　名柄流のソフトボールですが，みんな笑顔で楽しく走り回っています。

　　平和な昼休みの一コマです。

　　本校ではここ数年，学習発表会を年に２回行っています。１回目は学校で行う学

　習発表会，２回目は学校から少し離れた佐念集落に出張して行う「ミニ移動学習発

　表会」です。このミニ移動学習発表会は「学習発表会を見に行きたいが，遠くて行

　けない。」というお年寄りの方々の声を聞いて，４年ほど前から行っています。

　　はじめに集落の清掃を行い，その後に学習発表会を行います。ところが発表を楽

　しみにされている集落の方々が予定時刻の１時間ほど前から集まるといううれしい

　ハプニングがあり，急遽計画を入れ替えることに･･･。

　劇や三味線の演奏，ロボットの操作など，本番さながらの内容にお年寄りの方々も

　大満足です。

　発表会後は集落の清掃を行い，会場を後にしました。