こんなにきれいになったよ~古い道具と昔のくらし~
3年男子が,技術室にあった昔のアイロンを覚えていました。社会科の学習のとき教室に持ってきたそうです。
それを,なんと素晴らしいことに担任の先生が,子どもたちに「実際にこれを使ってアイロンをかけてみましょう。」という学習を提案してくださいました。
担任の先生は,聞くところによるとわざわざ名瀬に買い物に行き「すみ」「火おこし」「火ばさみ」等をそろえたそうです。本当に子どもを想う姿,感動を与える楽しい授業づくりには頭が下がります。
子どもたちは,真っ赤な炭をアイロンに入れ,恐る恐るアイロンがけをはじめました。すると,ハンカチのしわが伸びとてもきれいになりました。
子どもたちが,アイロンがけする様子をみて,確かに昔の道具に比べ簡単にしかもきれいにアイロンがけできますが,昔の親も今の親も家族のために愛情をこめてアイロンがけをしたのだろうなと感じることでした。
担任の先生には,便利で快適になった暮らしや道具のよさだけでなく,それを使っていた人たちの思いも大切にしてほしいとお願いすることでした。
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