宇検村立名柄小中学校

　今日の予行練習で，卒業生一人一人の子どもとの思い出が脳裏によみがえり，子どもたちの真剣なまなざし，会場に流れる音楽のせいでしょうか，目頭が熱くなり卒業証書を読む声が詰まってしましいまた。

  子どもたちも，まったく同様です。

  予行練習ではありましたが，卒業生の学び舎・職員・在校生への感謝のおもい，在校生や職員の卒業生に対する別れの悲しさが，強く感じられる心温まる雰囲気でした。

  ３月１５日の当日は，お互いがお互いを思い合う，そして，さらに絆を深める卒業証書授与式になると思っています。

　中学校の音楽は週1時間，非常勤講師の先生に指導をお願いしています。今日は，今年度最後の授業でした。

  1年間の感謝をこめて子どもたちと職員がお見送をしています。わたしは，子どもたちや職員の姿を見てとても誇らしく思うと同時に感動して見守ることでした。

【花束贈呈，すてきな子ども・職員です。】

　出会いは奇跡，しかし，別れは宿命。いろいろな別れが近づいています。

  今日は，一日遠足です。

職員と子どもたちは，８時４０分には笑顔で出発しました。

　校内に残ったのは，用務員さんと給食技師さん，そして私。

　留守番の私たちには，重要な任務があるのです。

　その任務とは，「必殺掃除人」校内の床にワックスをかけ，磨きあげていきます。

　どうです。この床の輝き！遠足から帰ってきたら，みんなきっと驚いて喜んでくれることでしょう。

　最後は，足あとを残さないように後ろ向きで玄関から外へ出ていきます。これから約３時間は中に入れません。

　外は，朝の曇り空から暖かい日差しが差す最高の天気になりました。子どもたちもきっと楽しく活動していることでしょう。

　私たちも，しばしの休息，日向ぼっこ。花壇やフラワーポットの花は満開です。

　　　　　【イペーの花】

　【サルビアの花も咲き始めました】

　卒業式の準主役として，子どもたちを祝ってくれることでしょう。

　これは，何でしょう？？

　そうです。空き缶が，ぽっんと中庭に？

　上半身が裸の子どもがいます。どうしたのでしょう。

　急に走りだしました。

　すると、物陰から女性の先生が猛ダッシュ！見事なキック！みな逃げて～～～

　やられた！　　　いーち，にー，さーん，……

　もう分かりましたね！缶けりです。

　３月の児童生徒会のめあては「７時５０分登校」のほかに，もう１つ『昼休み毎日みんなで元気よく外で遊ぶ。』なのです。晴れた日の昼休みは２０度近くまで気温が上がり汗ばむぐらいです。このほかにも，鬼あそびなどをしています。

　子どもも，職員も，笑顔，笑顔，笑顔……，そして，大きな歓声。

学習中の大きな発見・驚き・達成・自信などと同様，昼休は子ども同士・子どもと職員の心のつながり・信頼が深まる瞬間です。

　子どもたちは，児童生徒会の３月の自主目標「７時５０分までの登校」を毎日努力しています。家庭でも「早寝早起き朝ご飯」の指導をしっかり協力してくださっています。子どもたちのこの前向きの取組が，挨拶や授業中の態度などさまざまな面にプラスの効果をあげています。

また，子どもたちと職員の朝の自主清掃も，ゆったりとした時間の中ですすめられている気がします。

　　　　　【楽しく会話しながら】

　　　　　　【隅々まで，丁寧に】

さて，２月から毎日，生徒会長が継続して主体的に取り組んでいることがあります。それは，「みんなのコーナー」のそばにある『○○のつぶやき』です。

　日めくりカレンダーに書かれていることわざ・格言を，彼女が小黒板に写しみんなに紹介しているのです。

　中学校の先生がこの活動を彼女にすすめたところ，毎日喜んで取組んでいます。

　わたしは，このような継続する取組は彼女自身の心を育て自信につながっていくと考えています。

　これからも，彼女のこの取組に対して名柄校の全員がかかわりをもつ雰囲気づくりや動機づけをしていきたいと考えています。

　名柄小中学校のブログを閲覧してくださっている方々から，メールでお返事をいただいたり，手紙をいただいたりします。

今日も，学校に卒業生の方から子どもや職員に対して，お手紙をいただきました。一字一字に込められた相手の方の優しさや思いが伝わってきます。また，遠く離れていても，地域や学校，そして子どもたちを愛する気持ちが伝わってきます。

早速，コピーさせていただき担任の先生に各学級で紹介していただきました。（校内にも掲示させていただきました。）

　子どもや職員全員が，とても感激し喜ぶとともに元気や勇気をいただきました。

　これからも，名柄校の明るく元気な，そして多くの方々が幸せな気分になるような教育活動の様子を発信していきたいと考えています。

　明日から，高校入試です。今日激励会がありました。そして，先程，校長室に「今から，出発します。頑張ります。」と顔を見せてくれました。多くの人が，あなたを応援しています。

これまで，よく努力しました。必ず，夢はかなう！

今日は，宇検村健康づくり完走歩大会が開催されました。とても楽しみに参加しました。

会場には，約３００人を越す人が集まっていたと思います。

名柄校区の婦人会の皆さんは，衣類品などのバザーを行っていました。本校の２名の職員も婦人会の一員として販売の手伝いをしていました。

  また，名柄の子どもや校区住民の方が多数参加していました。

  田検中の顔見知りの生徒たちとも楽しく話しました。いつも明るく素直な生徒ばかりです。

　わたしは，５キロコースに参加しました。ゆっくり歩く予定でいたのですが，走る人が多くそれにつられ私も走ってしまいました。天候にも恵まれ調子よく走ることができ３０分以内でゴールしました。

　村民相互の交流，自分のペースにあわせた運動などをとおし，心も体もリフレッシュできました。

名柄校では，掃除時間の週一回をフラワーとして位置付け，学級園や学校農園の手入れをします。

２回分の作業の様子を紹介しましよう。

この農園には，無農薬のホウレンソウ・人参・ジャガイモ，大根などが元気に成長しています。また，子どもや職員の愛情がこもっているので，とてもおいしいのです。

　そのことに気付いたヒヨドリたちが，最近葉っぱを食べに来るようになりました。

　それを阻止しようと今日は全員でネットがけです。これでもう大丈夫です。

　そして，今回が収穫。一番楽しみにしている時間です。

　人参が一輪車一杯。

　大根も！えっ，だいこ○足？？

　ジャガイモ掘りも楽しそう。

　こんなにたくさんの収穫がありました。これまでの子どもたちの水かけや草取りの成果です。給食などで，おいしくいただきます。

中学１・２年は，ただ今期末テスト中です。

真剣な表情でテストに向かっています。すこし，首を傾げるしぐさも見られます。大切なのは，テスト結果をもとに今の自分の実力や弱点・課題をしっかり理解し，これからの学習に生かすことです。かんばれ！

中学３年は体育。中庭でテニスの試合をしています。つかの間のリフレッシュ！２人の元気な声が校内に響いています。

教室に掲示された保健だより。そうです今日は耳の日でもあります。各学級で，耳の仕組みや健康についても指導していただきました。

　そして，やはり，五節句の一つ上巳（じょうし/じょうみ）です。このころは，桃の花が咲く季節であることから「桃の節句」とも呼ばれています。そして，なんといっても「雛祭り」。この起源は，京の貴族階級の子女が，天皇の御所を模した御殿や飾り付けで遊んだ平安時代の「雛あそび」が始まりとされています。

　では，ここで名柄校の「桃の節句」関連を御紹介します。

　玄関には，大きな花瓶に春を思わせる花が活けられています。

このアイデアいかがでしょうか？（私もチャレンジしてみました。）すてきな花器があれば……。

　給食もひな祭りバージョン！いつもどおり，ほっぺが落ちるほどおいしかったです。豪華雛あられもついてます。（今日の新聞に先日の茶道体験学習も掲載されました。めでたしめでたし）

　かわいい雛かざり！今日のためにと，職員が持ってきてくれました。

　しかし，何と言っても圧巻は！！！

　名柄校のお雛様たち。失礼しました。

　７時４８分，子どもたちの登校の様子を正門で見守っています。すると，カバンを揺らしながら，２００メートル先からかけてくる子どもたちが２人。

　　　【自宅からずっと小走りで】

　そうです児童生徒会で自主的に話し合った７時５０分までの全員登校。「おはようございます」と元気な笑顔で私の横を走り抜けていきます。「大丈夫！セーフだよ。」

　すると，さらにすごい勢いで，前生徒会長が息をきらせて「おはようございます。」ギリギリセーフ。（どの子も交通ルールはしっかり守っています。）

　子どもたちの前向きな姿勢は，職員の一年間の教育活動の大きな成果だと感じています。（職員も７時５０分をがんばっています。）

　その後，ボランティア清掃。朝から楽しい話題がいっぱいで明るい笑い声が絶えません。楽しい一日の始まりです。

　【追伸】

　いつも，本校のブログをご覧くださいまして，ありがとうございます。今日で，訪問者数が４，０００件を超えました。

　多くの人にご覧になっていただいていることが，私をはじめ子どもや職員，保護者，地域住民の励みになっています。

　これからも，ブログを発信することで，子どもや職員の幸せを実現する教育活動を推進したいと思っています。

　これからもよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　名柄小中学校長　川上哲博

夕方，６年担任の先生から「○○君が学習で作りました。読んでください」と校長室に持ってきてくれました。表紙には，『校長先生からもらった言葉』と書かれています。

わたしは，ドキドキしながらページをめくりました。すると，この中には，わたしが全校朝会などで話したこと（言葉）に対する彼なりの思いや感想が綴られてありました。

子どもたちに話をするときは，子どもたちの実態や季節，行事等を考慮しテーマを決めます。原稿を作り写真や絵，言葉を用意し練習します。

　しかし，話が終わった後で，「大切な言葉を言い忘れた。」「話す練習が足りなかった。」「もっと分かりやすく話さなければいけなかった。」「早口すぎた。」と反省したり後悔したりすることが多いです。

　そういう思いをしている私にとって，彼からの「校長先生からもらった言葉」集は，何よりの激励の言葉であり宝物です。

今日の全校朝会で今年度の話は終わりでしたが，来年度も初心に帰り子どもたちのまた職員の心の琴線に触れる話をしていきたいと思います。

ありがとう○○君，これからもがんばります！