痛いってもんじゃない
1匹目は,生後3カ月ほどの小さなハブだったので子どもたちから緊張感・恐怖感は伝わってきません。
しかし,2匹目の1メートル50センチはあるハブが出されると,子どもたちの顔は青ざめ10メートルぐらい後ずさりました。
とても動きが素早く床を動き回ります。担当者がハブの捕獲棒をもって近づくと,とぐろを巻いて今にも飛びつこうという態勢です。
今日は,村役場・教育委員会の職員とハブ(?)をお招きししての,「ハブ対策教室」です。
「ハブにかまれないための7か条」や「ハブにかまれたときの対処法(毒吸出器の使い方)」を学習・体験しました。
最後に,ハブにかまれた人の話を子どもたちに紹介しました。
「痛いってもんじゃない」。激痛に伴い,全身が震えて意識がうすらいでいく。病院到着時には,意識がなかった。
すぐに ICUに入れられ治療開始。最初の2日間は意識がなかった。足はパンパンに腫れていた。大部屋に移されても,まだ足の腫れがひかないので,歩けない状態が続く。5日後にはかなり腫れもひいてきたのだが,まだ膝が曲げられないので歩くことはできない。腫れがひいて膝が曲げられるようになったころからリハビリをはじめる。23日間の入院で,無事に退院。後遺症は残っていない。
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