
宇検村立名柄小中学校
鹿児島県大島郡宇検村の名柄という集落にある,小中併設の学校です。 学校の規模は小さいですが,みんななかよく元気に頑張っています。 〒894-3521 鹿児島県大島郡宇検村名柄1263番地 TEL 0997-67-6456 FAX 0997-67-6456 Mail nagara2002@po12.synapse.ne.jp
昨日に引き続き第2回目の芸術表現体験が行われ,子どもたちに歌詞が披露され
ました。校訓の「大きな夢を」というタイトルがつけられた名柄校オリジナルの歌
です。歌詞の中に名柄の良さが詰め込まれ,子どもたちもとても満足そうです。
1時間後,言葉を少し書き加え歌が完成しました。早速,石野田奈津代さんがギ
ターで弾いて下さいます。明るく穏やかなテンポの「大きな夢を~僕らをつなぐ大
きな架け橋~」がオープンスペースに響き渡ります。歌詞もメロディーも,名柄校
の子どもたちの思いがたっぷり詰まったすてきな歌に,感極まり涙を流す子どもた
ち。2日間,本当に楽しい体験ができました。
校長先生が「子どもたちに本物の教育を」と本物に触れることの大切さや本物に
触れることで得られるものについて日頃から話されていますが,今回の子どもたち
の変容を目の当たりにし,それを実感することでした。(
)
6年生2人が,自己ベストの更新を目指して「より速く,より高く,より遠くへ」短距離走や走り幅跳び,ソフトボール投げにチャレンジしました。2人の一生懸命に競技に参加する姿に深く感動しました。
他校の5・6年生と競技し一緒に汗を流すことで友情を深め,運動に対する新たな目標も持ったようです。
これまで,子どもたちは,運動会や村民体育祭などを通して体力や技能の向上に努めてきました。
運動を通して身に付く体力や気力は,授業中の集中力や「負けるものか,がんばるぞ」という忍耐力にもつながり,学力を伸ばすことにもつながります。
生涯にわたって運動に親しむ態度を育て,さまざまな可能性を伸ばしていってほしいと考えています。「継続は力なり」
今年度,名柄校では文科省の芸術表現体験が計画されています。これは,児童生
徒を対象に,芸術のもつ表現手法を用いた,集団による創作過程を含む,計画的・
継続的な実技指導の実施を通じて児童生徒のコミュニケーション能力の育成を図る
ものです。今回は6回実施されることになり,その中で2つのプログラムに取り組
むことになりました。
第1回目の今日は1つ目のプログラム「歌づくり」です。2日かけて,名柄校オ
リジナルの歌を作ります。「名柄の良さをみんなに伝える」歌を作ることになり,
子どもたちは思いつくことを次々にあげていきます。
2時間後,名柄の良さを表す言葉が黒板いっぱいに書かれ,ここで今日は終了す
ることになりました。今夜この言葉を組み合わせて,石野田奈津代さんが作詞をし
てきて下さることになりました。どんな歌詞が出来上がるのかとても楽しみです。
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)
晴天に恵まれ,第56回村民体育大会が村のグラウンドで行われました。
午前8時30分,開会式が始まります。名柄・佐念チームはそれぞれの旗の後
ろに整列します。
開会式後は子どもたちの徒競走です。普段は同じ学年の子どもと活動すること
小3男子が見事1着でゴールインです。同学年の子どもたちに競り勝ち,とて
もうれしそうです。
もちろん,集落の人たちも負けてはいません。力自慢の青年たちが30㎏の重
さがある俵を軽々と担ぎ上げ走り,輪投げでは次々と輪をポールに入れていきま
す。
テニスラケットにボールを2個乗せ,ラグビーボールを抱えて走るスプーンリ
レーでは,ボールを落とすことなく勢いよく走っていきます。
男女交互に並び,ボールを頭の上と足の間から受け渡すメディシンリレーに長
縄跳びと,どの種目も健闘しています。
午後一番のプログラムは少年団・部活動の紹介です。その後行われた部活動対
抗リレーでは,テニス部のユニフォームに着替えた名柄校の子どもたちも懸命に
走ります。その後は高齢者の方たちのゲートボールやリレー,一升瓶に湯飲みで
水を入れていく水入れなど,盛り上がる競技が続きます。
続いて行われた5千メートル走では校長先生が集落の代表として走り,ゴール
前のトラックでは子どもたちが伴走。感動的な場面に思わず,涙を流す人たちも
いました。
そして迎えた閉会式。なんと名柄・佐念集落が総合3位に入りました。(女子
の部でも3位!)一昨年8位,昨年5位と順位が上がってきているそうでみんな
大喜びです。集落民みんなで勝ち取った「3位」というすばらしい成績。今回の
体育大会で名柄・佐念集落の人々の絆が一層深まったような気がします。非常に
すばらしい体育大会になり,来年が楽しみになりました。(
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