紫式部
「こんにちは。」郵便局に行く途中で近所の方に会い,声をかけました。見ると,
紫色のかわいらしい実がたくさんついた大きな木の枝を肩に担いでいます。「何と
いう植物ですか。」と尋ねると「紫式部というんですよ。」とすてきな名前を教え
て下さいました。
「よかったらどうぞ。」という言葉に甘えて夕方自宅にお伺いし,見事な実をつ
けた太い枝とつきたてのお餅までいただきました。(このおばあちゃんは児童の祖
母で,いつも学校のために協力して下さいます。先日はもちつき大会のときに臼と
杵も貸して下さいました。笑顔のすてきなとても優しいおばあちゃんです。)
いただいた「紫式部」はみんなで分け,正門の門松を飾らせていただきました。
華やかになった門松を見ながら集落の方たちのあたたかさをしみじみと感じ,改め
て地域に支えられていることに感謝の思いを強くしました。()
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