新しい仲間のために
「とてもいい加勢をしてくれて助かっています。」本校の目の前にある商店で買い
物をした折,保護者からうれしい言葉を聞き,午後からある住宅へ向かいました。
実はこの住宅には,2学期から本校へ転入してくる子どもが住むのです。快適な住
環境にするために,中3の彼女も金槌を持ち壁や床の補修をしたとのこと。今日も午
前中壁板を打ち付け,わたしが着いたときにはちょうど彼女の祖父が水道管を取り付
けているところでした。
「そこを押さえて」「鋸を取って」と祖父から次々に指示が飛びます。それに
てきぱきと対応する彼女の頼もしいこと。見ていて本当に感心します。なかな
か水が出てこないと管を何度も切ったりつないだりし,やっと水が出てきまし
た。いきいきと手伝う彼女の姿を見て,学校の中だけではない子どものあら
ゆる姿を見ることが大切なのだと改めて思うことでした。(です
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