1(児童生徒) 対 1(教師)指導
名柄校は,小3・小5・小6・中1・中2は1名で,中3は2名の7名です。
1名または2名の学年での学習では,他の人の考えにふれ自分の考えを深めたり広げたりする話合い活動を位置付けられないというのが大きな課題です。5・6年複式では,間接指導のガイド学習もできません。
そこで,本校では,このことを解決するための指導法を全職員で取り組んでいます。
私も,ときどき授業をしています。1名の学級では一人調べや課題解決をさせているとき,教師がその様子を見守りつまずきに対して支援をするという指導法も考えられます。
しかし,教師が子どもの隣で同じワークシートや活動に取り組むと,一人でさせているときより競争心が起きるのか意欲が高まり作業の速度が速くなるというよい傾向が見られます。
【一緒にワークシートに取り組みます。】
この日も,3年生と国語のモチモチの木の初発の感想を書き,感想を交流する学習をしました。
5段落ごとの感想(各段落2文で根拠・理由も付ける)をなんと10分程度で書きあげました。
そのあと,子どもがガイド(進行役)となり感想を発表し合いました。
宿題で,陰暦の月の読み方を覚えてこようという課題(プリント)を出しました。(三段落の見出しが「霜月二十日のばん」)
すると,自信満々の表情でこのとおり。この日のうちに「もう全部覚えましたよ。」いっぱい,いっぱい褒めました。
【子どもが進行役で話合い活動】
授業後「校長先生,楽しかったですよ。」というお褒めの言葉をいただきました。
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