質の高い教育~まず教師が楽しむ~
読書は,思いやりや優しさ,規範意識などの豊かな道徳性・社会性を身に付けさせ,将来に対する夢や希望を持たせます。さらに,読む力や言葉の力,コミュニケーション能力などの学力を大きく伸ばします。読書のもつ力は,はかりしれません。本校でも,これまで読書指導部が,子どもたちがより読書に親しむように図書室の整備や読書コーナーの工夫,朝の読書の充実を図ってきました。 さらに,「2学期から図書室以外にも校内のスペースを有効に活用し,子どもたちが自然と本に手を伸ばし,読書をする環境づくりをしたい。」という声があがり,写真にあるコーナーを設置してくれました。それだけでも,子どもたちが休み時間に本を読む姿が見られ喜んでいましたが,
なんと一人の先生が,給食後の歯磨き指導の時,読み聞かせをスタートしてくれたのです。運動会という「動」の活動と並行して,読み聞かせという「静」の活動を子どもたちに提供してくれていることを非常にうれしく思っています。わたしは,子どもたちのために一改善することや,一人一人の職員が特技や個性を教育活動の中にどんどん生かし自分自身が楽しんでほしいとお願いしています。学習をはじめ全ての教育活動で質の高い教育活動を行うには,教師が学び指導力を高め,自分自身がまず楽しんで工夫・改善してこそ,子どもたちも楽しめると思っています。
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