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宇検村立名柄小中学校

鹿児島県大島郡宇検村の名柄という集落にある,小中併設の学校です。 学校の規模は小さいですが,みんななかよく元気に頑張っています。                             〒894-3521 鹿児島県大島郡宇検村名柄1263番地                              TEL 0997-67-6456                              FAX 0997-67-6456                              Mail nagara2002@po12.synapse.ne.jp

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2010/11/29

圧巻!授業中に電話で直接取材

今週は,二つの研究授業があります。2学期の校内研修の集大成となる授業です。

その1つめ,本日の中学校3年社会科の「くらしを支える経済」の学習です。事前に授業者と話をしたとき,この単元に対する指導者の入れ込みの大きさや熱い思いを感じました。

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謝罪CMをテレビで見せて問題意識を高めます。

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実体験をゲストティチャーに語ってもらったことで身近な問題に。

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調べたことをもとに消費者をめぐるトラブルにどう対処しいたらいいか,授業中に大島消費生活センターに直接電話取材をしました。

参観者も興奮する圧巻ともいえる学習活動でした。生徒2人とも,賢い消費者に一歩成長した授業でした。生徒が授業後に「とてもためになって楽しい授業でした。」と感想を話しました。

2010/11/28

コンビニ

 名柄にも宇検村内にもコンビニはありません。大手のスーパーもありません。大型商店のある奄美市名瀬までは車で1時間,バスでは乗り継ぎで1時間半かかります。名柄に住む職員や,保護者のみなさんは,よく週末に名瀬買い物に出かけています。

 しかし,高齢者のみなさんや,ちょっとした買い物には,このお店です。

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 校区内唯一のお店,名柄商店です。お盆とお正月の数日と日曜日が定休日で,朝は8時前から,夕方は6時過ぎまでの営業です。

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 食料品はもちろんのこと,飲み物,日用品まで,あらゆる物が売られています。

 学校で使う物,給食物資なども名柄商店から仕入れている物があります。

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 名柄商店は,名柄の人々にとっては,コンビニ,スーパー,デパートのような所です。

2010/11/27

学校を開いていく

「開かれた」学校ということはよく口にします。しかし,本校はさらに一歩進んで,学校を「開いて」いきます。

 土曜日の午後4時過ぎ,学校に自転車や軽トラックが駐車しています。

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 校庭には人がいます。

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 それは,老人会の方々です。

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 何をされているのかというと・・・

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 そう,グラウンドゴルフです。

 毎週,土曜日と日曜日の午後4時から1時間。学校の校庭でグラウンドゴルフを楽しまれています。

 トイレを開放するために,可能な限り学校も開けてあります。

 積極的に学校を開放していくこと,このホームページ,ブログのように情報を発信していくこと,学校だよりや学級通信等で児童生徒の様子を説明していくこと。それが,名柄小中学校の進める,「学校を開いていく」ことです。

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2010/11/26

名柄小中学校のお宝紹介

これは,名柄校区で昭和7年に発見された,大型磨製石斧と局部磨製石刃石斧です。約2,500年から3,000年以前のものと推定されています。

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    【大型磨製石斧と局部磨製石刃石斧】

奄美で発見された石斧では,本校のものが最大で最良のものだといわれています。実物で,村の文化財にも指定されています。

 

これまで校長室の書棚に保管されていたのですが,中学校の先生がすばらしいケースを作成してくださいました。

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         【きれいなケースで常設】

子どもたちに,今後,学習活動の中で直接触れさせ,名柄周辺にあった当時の集落や人々の生活の様子をイメージさせたいと考えています。

 中学生男子が,石斧を使った当時の生活を再現してくれました。

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            【石斧でたたく???】

 

2010/11/25

うれしい来校者

本日は,午前中,多くの来校者がありました。

まず一人目は,村役場の課長さんと今年度大島地区で2校指定(名柄小中学校,和泊小学校)を受けて取り組んだ「人権の花運動」閉校式の打合わせ。

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         【すでに準備万端!】

次は,持久走大会当日にコースの安全指導の御協力をいただけることになった中村建設さんとの打合せ。(運動会前に運動場の整備も地域貢献活動として御協力いただきました。)

そして,最後は,国立鹿児島工業高等専門学校の電子制御工学科の准教授の先生。先生は学校紹介の用件で来校したのですが,私の頭にあることがひらめきました。

すぐに2階の技術室に御案内。九州大会に向け改造中の2機のロボットを見ていただきました。

2年生女子のロボットは,改造が終わっていましたので,本人に実際に操作させて,さらなる改善点がないか見ていただきました。先生からは,「すばやい動きです。」,「すばらしい工夫やアイデアです。」といううれしい言葉をいただき大きな自信になったようです。

最後に,「2年後,高専に来ない?」という熱いラブコールまでいただきました。

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      【准教授の先生と記念撮影】

2010/11/24

生きる力を育む

「生きる力」を育む教育は,学校が本来行うべきことを,より意図的に,より計画的に,より具体的に行うことです。

1 確かな学力

 中学校の数学の時間の導入です。前の時間で学習したことの確認から始まります。

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2 豊かな心

 談話室に設けられた読書コーナーです。子どもたちは,自ら読書に親しむようになります。

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3 健やかな体

 持久走大会の目標に向けて,朝,体育の時間,放課後と練習に取り組んでいます。

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2010/11/22

持久走大会,がんばらないはずがない!

  校内を巡回すると,このような掲示物を見つけました。

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       【校内の掲示物~マラソンがんばりカード~】

持久走大会に向け,子どもが意欲的にしかも目標を持って練習に取り組むように作成してくれたのです。本校の職員のよさは,まさにこのカードにすべて象徴されます。持久走大会の推進計画にないことでも,子どものためになることやよさを伸ばすアイデアや工夫を思いつくと,みんなで協力して取り組むという姿です。

 コース確認の試走でも,中学校の体育担当や小学校の担任以外の職員が全員正門前に集まってくるのです。

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       【試走(コース確認)前の説明】

 このような常に前向きの先生方に囲まれて,子どもたちはがんばらないはずがありません!!

 子どもたちは,自分が立てた目標に向けて12月9日の大会当日まで,継続して練習に励むことでしょう。

2010/11/19

縁の下の力持ち

本校職員の用務員さんと給食調理員さんは,十数年以上もこれまで名柄校の伝統と歴史を支えてくださっています。

用務員さんは,朝から夕方までほとんど休むことなく,ビーバーや草刈り機を使い美しい環境整備に取り組んでいただいています。

野菜づくりの名人でもあり,学校農園での農業体験の指導者でもあります。

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      【用務員さん ありがとうございます】

給食調理員さんは,毎日子どもたちが喜ぶ愛情たっぷりの給食を作ってくださっています。変化に富んだ給食は,子どもたちにとって何よりの楽しみです。一人で主食,副菜,汁物など12時前までは,衛生面・安全面などまったく気が抜けません。夏場の熱いときは,体力もかなり消耗します。

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 【給食調理員さん ありがとうございます】

お二人は,毎日,「名柄の子どもたちのために,先生方のために,名柄校のために」と御尽力くださっています。

子どもたちや教職員が,日々安心して確実な教育活動に専念できるのも,お二人の縁の下の力持ちの存在が大きいと感謝しています。

2010/11/18

楽しい昼休み

 今週一週間,子どもたちが昼休みsunに遊んでいるのが野球baseballです。子どもたちだけではできないので先生方もほとんど参加しています。

一つ一つのプレーに対して,「回れ,回れ!」runとか,「ビット~~」impactなど歓声が飛び交います。

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           【どうだ! 空振り】

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           【さあ勝負だ!】

子どもも職員もイキイキノビノビhappy01,学校生活の中でみんなの顔が一番輝いている時間かもしれません???

思えば約40年前,私も,少しでも多めのものを取ろうとした給食,友達と遊ぶ昼休み,下校の寄り道など,学習以外のことがとても楽しみで学校に行っていた気がします。coldsweats01

2010/11/17

輝くひとみ! 

名柄小中学校は小中併設校ですので,子どもの実態をとらえ9か年を見通した小中一貫教育ができるというすばらしい長所があります。

特に,本校ではほとんどの教育活動を小中の職員が連携してすすめています。そのため,11名の全職員が7名の子どもたちの担任という意識で子どもたちと接してくれています。

わたしは,職員間の雰囲気や体制に心から感謝するとともに,子どもたちにとってプラスになると考えることは教師自身が楽しみながら何でもやってほしいと話しています。

これまで,担任以外の先生が,学年や校種の垣根を越えて教育活動や学習指導をしてきました。

 今日も,養護の先生が,専門性をいかし小学3年生の保健学習の指導を行ってくださいました。

 楽しく新鮮な授業で,子どものひとみも輝いていました。

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         【新鮮で楽しい授業】

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               【輝くひとみ】

 これからも,さらに校内での授業交流をすすめ,地域の人材をゲストティチャーとして依頼していきたいと考えています。